「新宿109 KENZO」らに遺族が2.3億円の賠償請求 「息子で最後にしたい」に「暴露系YouTubeの潮目が変わる」の声

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詐欺撲滅系YouTuber「新宿109 KENZO」として活動していた池田実貴容疑者(28)らに対し、亡くなった男性の母親が約2億3千万円の損害賠償を求める訴えを起こした。

提訴は10月15日、京都地裁。

被告は池田容疑者と、恐喝未遂容疑で逮捕された岡山市の会社役員・赤木誠容疑者(46)ら計3人だ。

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訴状は「動画はゆすりの手段だった」と主張

亡くなったのは、京都市の不動産会社の元代表の男性(当時36)。

遺族側は、男性を「詐欺師」などと呼んだ動画の投稿が死の原因になったと訴えている。

訴状では、赤木容疑者が「ゆすりの手段」として池田容疑者に動画の作成や投稿を指示していたと主張している。

参考:遺族「中傷動画で自殺」と提訴 ユーチューバーらに賠償請求(共同通信) / 死亡男性母親、2.3億円賠償求め提訴(時事通信)

母親「こうしたことは息子で最後にしたい」

京都新聞によると、男性は2023年5月に経営していた会社の株式を岡山市の不動産会社に譲渡した。

その後も取締役として残ったが、経営をめぐって考え方の違いがあったとされる。

動画には「巨額な資産を略奪した特別背任容疑の会社役員に突撃してみた」といったタイトルが付いていた。

提訴後に会見した母親(73)は、ユーチューバーが脅しの道具として使われたと訴えた。

「こうしたことは息子で最後にしたい」と涙ながらに語ったという。

京都府警左京署は15日、名誉毀損と恐喝未遂の疑いで3人を送検している。

参考:中傷動画拡散で男性死亡、遺族が2億3千万円求め提訴(京都新聞) / ひぼう中傷動画投稿疑いで逮捕のユーチューバーらを遺族が提訴(NHK)

前回の記事

「暴露系YouTubeの潮目が変わりそう」

まず多かったのは、告発・暴露系の動画全体への影響を指摘する声だ。

「名誉毀損は、内容が事実かどうかはあまり関係ない」

「詐欺撲滅」の看板があっても、やり方を誤れば責任を問われるという見方も目立った。

「2億3000万円、払えるのか」

請求額の大きさや、チャンネルの今後に目を向ける人もいる。

刑事事件はまだ捜査段階で、訴状の内容は遺族側の主張だ。

本記事は報道された事実の範囲にとどめ、亡くなった男性についての憶測は扱っていない。

つらい気持ちを抱えている人は、ひとりで抱え込まずに相談してほしい。

電話やSNSの相談窓口は厚生労働省「まもろうよ こころ」にまとまっている。

参考:まもろうよ こころ(厚生労働省)

民事の賠償請求は、刑事の判決を待たずに別々に進められる。2つの裁判が同時に走ることになる。
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