スポーツ

名古屋アジア大会の運営不備に海外から批判噴出 選手村なし・宿舎で足止め、国歌取り違えで組織委が謝罪

yukeyukesgr

3行でわかる

Q. 何が起きた?
9/19に開幕した愛知・名古屋アジア大会(32年ぶりの日本開催)で、選手村がなく分散宿泊となる中、インド選手団が宿泊予定のクルーズ船に入れず12時間以上足止めされるなど、各国の選手団から宿泊・受け入れ体制への不満が噴出している。

Q. 他にも問題があった?
9/18のホッケー男子・韓国戦で、誤って北朝鮮の国歌が流れ、組織委が韓国側に謝罪した。コンテナ宿舎の水漏れ、食事、バスの誤走行なども報じられている。

Q. 組織委や国内の反応は?
組織委は「事実関係を確認し、適切に対応したい」とし、OCAとの共同声明で参加者を約1万7000人に絞り宿泊を確保すると説明。SNSでは「日本の信頼低下」を嘆く声のほか、参加者増や費用面の背景を指摘する声もあり、意見は割れている。

9/19に開幕した愛知・名古屋アジア大会(32年ぶりの日本開催)で、開幕前から各国の選手団が宿泊や受け入れ体制への不満を相次いで訴えている。ホッケーの試合では誤って北朝鮮の国歌が流れるミスも起き、SNSでは「日本の運営はどうなっているのか」と批判が広がっている。

費用削減のため今大会は選手村が造られず、ホテル、コンテナ型の宿舎、クルーズ船などに選手らが分散して宿泊している。インド選手団は名古屋到着後、宿泊予定のクルーズ船に入れず12時間以上足止めされ、ロビーで夜を明かしたと報じられた。参加者は当初予定の約1万5000人から1万7000人以上に増えたともされる。

選手村なし、宿舎の混乱が相次ぐ

J-CASTニュースによると、宿泊はコンテナ型施設、クルーズ船、ホテル、民泊に分散。身長2メートルを超える選手はベッドで足が伸ばせない、食事が十分に提供されず持参した食品で対応した、空港で6時間待たされた、バスが目的地を間違えたといった不満が報じられた。AFP=時事によると、中国の体操選手は宿泊施設に入るまで6時間待たされたと話し、中国の総領事館が民間の住民に送迎を依頼する事態もあったという。組織委の報道課は「事実関係を含めて確認している」「適切に対応したい」とコメントしている。

ホッケー韓国戦で国歌取り違え、組織委が謝罪

9/18のホッケー男子・韓国戦の試合前、韓国代表の国歌として誤って北朝鮮の国歌が流れた。組織委は19日、責任者2人が韓国選手団に陳謝したと明らかにし、大韓体育会も公式に謝罪を受けたと発表、原因究明と再発防止を求めた。

「なぜこうなった」経緯を整理する声

批判が高まる中、今回の状況に至った背景を整理する投稿も広がっている。参加者数が直前に増えたこと、費用が膨らんだことなどを挙げ、批判されて当然だが、単純に運営能力の劣化とは言えないという見方も出ている。朝日新聞は、大会経費が当初の見通しの約1千億円から3700億円に膨らんだと報じた。

「日本の信頼低下」を嘆く声

海外メディアや各国選手の批判が日本語圏に伝わるにつれ、国際大会を運営する力が落ちているのではという声や、「誘致しなければよかった」という声、地元の県民からの不満も目立つ。

開催のあり方、委託先を問う声も

巨大化する国際大会を地方自治体に背負わせる仕組みそのものを疑問視する指摘のほか、会場の設営・運営を受託しているイベント会社が、大阪・関西万博の海外パビリオン工事をめぐり施工会社から未払いで提訴されていたと東京新聞(2025年10月)が報じていたことを挙げる声もある。ただし、今回の運営上の不備との因果関係は確認されていない。

参考:選手村なく、受け入れ態勢に不備?(J-CASTニュース) / 開幕控え運営不備に各国から不満続出(AFP=時事) / 組織委が韓国選手団に謝罪(中日新聞)

まとめ

  • 愛知・名古屋アジア大会は選手村がなく、宿泊・受け入れの混乱で各国から不満が噴出
  • インド選手団の12時間超の足止め、宿舎の水漏れ、食事などが報じられた
  • ホッケー韓国戦での北朝鮮国歌の誤演奏に、組織委が韓国側に謝罪
  • SNSでは「日本の信頼低下」を嘆く声と、参加者増・費用面の背景を指摘する声が交錯

大会はまだ始まったばかり。組織委の改善策や、費用・委託先の検証がどう進むかが今後の焦点になる。

あわせて読みたい

ABOUT ME
記事URLをコピーしました