「離婚してから自分が性格悪い」増田の反響続く 「なぜなぜ分析を人に向けるな」に共感
3行でわかる
Q. 何の話?
9月6日にはてな匿名ダイアリーへ投稿された「離婚してから自分が性格悪いことに気づいた」というエッセイ。相手が納得するまで「なぜ?」を繰り返してしまう自分の傾向を、離婚した元夫と元恋人との関係から振り返るもの。投稿から1週間経ってもXでの議論が続いている。
Q. どんな反応が伸びている?
「なぜなぜ分析(トヨタ発の原因究明手法)を人に向けて使うな」という投稿がいいね7万超。仕事の改善手法を対人関係に持ち込む危うさに、体験談を添えた共感が集まっている。
Q. ほかには?
「論理的に詰める姿勢は色気がなくセックスレスにつながる」という10年前の下田美咲さんの言葉が再評価されたり、「詰めてしまう側」が黙る側の本音を読めて喜んだり、「詰めない話し合い」の漫画が描かれたりしている。
前回記事:「離婚してから自分が性格悪いことに気づいた」増田が大反響 “話し合い”めぐり賛否
はてな匿名ダイアリーの「離婚してから自分が性格悪いことに気づいた」が、投稿から1週間経っても議論を呼び続けている。相手が納得するまで「なぜ?」を繰り返してしまう筆者の自己分析に、Xでは多方向の反応が広がった。
前回は増田本体とはてなブックマークの反応をまとめた。今回はその後、Xで伸びた反応を追う。
「なぜなぜ分析を、人に向けて使うな」
いちばん伸びたのは、トヨタ発祥の原因究明手法「なぜなぜ分析」を対人関係に持ち込むことへの警告だ。
なぜなぜ分析は人に向けて使うな
丸2年やられて駅のホームから飛び降りかけた俺からは以上です— 隹 (@Fulltory) 2026年9月7日
この方が書いたように「なぜなぜ分析」を属人的な方向に行うのは禁忌
人間は萎縮してミスを増やしたり、ミスの隠蔽に走るから
なので事故調査などでも『属人化しない』は鉄則
なんだけど、変になぜなぜやPDCAが神格化されて広まったせいで、これで何でも論理的解決!って思い込んでる人、多過ぎる… https://t.co/8PxQCORrbK
— あき/写真と技術が好きなYouTuber (@aki_jp2020) 2026年9月7日
この手法はミスの「仕組み」を洗い出すためのもので、個人を追い詰めると萎縮や隠蔽を招く、というのが本来の使い方。
「詰めてしまう側」の本音も
「自分も詰めてしまう」という人からの投稿も多い。
私も詰めてしまう人間なんですが、黙ってしまう側の人間の本音が本気で聞きたくてなぜなぜしちゃうので、いまこのはてブがバズってるおかげで普段は黙られてしまうから聞けない黙ってしまう側の人の意見をたくさん読めて興奮でハァハァしながらTL見てる。ありがとうバズ。長年の夢が叶ってます。 https://t.co/UambZQzoGL
— はち🇫🇮 (@378_fin) 2026年9月7日
答える義務がない相手に詰めるのはよくないってよく出てくるけど夫婦で一緒に生活してるのに程度はあるけど約束破るのが続いたらその不履行の理由を問われた場合は説明する義務あるやろ https://t.co/dQNqfboW4L
— みー (@momijimajilover) 2026年9月7日
増田の“本質”を突く読み
文章そのものを読み解く声も。
対人関係においてなぜなぜ分析みたいなことをしてしまいすれ違うの、最初は分かるなーと思いながら読んでたんだけどさ
この人が「相手が説明できないなら自分なりに考えてみる」という発想を一切もたないことに気づいたあたりで急にスリラーの読み口になったhttps://t.co/6mYuoUuPXJ— のたりか (@allday_hinemos) 2026年9月7日
この長文をしっかり読ませてバズる時点で、作者側は「思考を言語化することに生来長けている」タイプなのは間違いない
この人からすると「なぜやったのか説明する」ことってそんなにコストかからないと感じると思うんだけど、言語化に必要なMPって人によって違うんだよね…https://t.co/rzF5rKsAsj
— ムラキ | Muraki (@u_vf3) 2026年9月7日
なぜなぜ問答離婚のヤツ、とにかく
>「忘れてたから」
>「それは分かってる。なんで忘れたの?」
↑ここのやりとりが激ヤバ。増田本人も気付いてないっぽいし、同じようなことやってる自覚あると反応してる人で同じくここが激ヤバ質問だと引っかからない場合は芯の部分を食えてない可能性がある。— にせもの@えり天 (@PerfectNISEMONO) 2026年9月7日
「詰める姿勢とセックスレス」の話に
「論理的に詰める姿勢はエロくない」という10年前の言葉が引っぱり出された。
ちなみに私が「なぜなぜ星人には絶対にならないでおこう」と思ったきっかけは、10年前に下田美咲さんが「論理的に相手を詰めようとするその姿勢はエロくない」「エロくない姿勢を続ける相手とはセックスレスになる」と書いていたところを見たから。確かに色気も何もないなと納得して、そこから気をつけ…
— ゆふいんの森 (@yufuinnomori_28) 2026年9月8日
なぜなぜ分析家の人は、「なぜなぜ」が始まったらギュッって抱きしめてきて「うるせー口だな」って言ってチュッ!ってキスしてくるタイプの男性なら上手くいくんだよ…
なぜならあのタイプの女が求めてるのは「納得できる説明」ではなく「愛されてる実感」なので…… https://t.co/RGbcgHI2a9
— ベルモン太(カクレカメ) (@belmontakame) 2026年9月8日
話ズレるかもだが、欧米はSEXが愛ある行為という感覚が強いのでだからこそ夫婦のセっを大事にするし、レスになったら離婚だし、そもそもそういう愛するパートナーもいないうちに「俺の子供産んで欲しい!」とか思わないらしい(と昔アメリカ人同僚に聞いた)… https://t.co/Or3g1lvy3z
— よし🍑 (@ysflowsy) 2026年9月6日
セックスレスの当事者からも便乗の発信が出た。
世界一セッの多い国・ギリシャ。もはや「レスって何それ美味しいの?」状態のギリシャ人。
彼らが普段からやってる6つの習慣が、レス大国の日本人と違いすぎた話。 https://t.co/l4LVnMfFcc— わら子|生涯レスの人 (@warakochan_Tw) 2026年9月7日
「詰めない話し合い」を描く動きも
対話のやり方そのものを提案する漫画も投稿された。
詰めない夫婦の話し合い(1/4) pic.twitter.com/onFZTOD0Sf
— フクチマミ (@fukuchi_mami) 2026年9月9日
まとめ
- 「離婚してから自分が性格悪いことに気づいた」増田は、投稿から1週間経っても議論が続く
- 最も伸びたのは「なぜなぜ分析を人に向けるな」という警告(いいね7万超)
- 「詰める姿勢とセックスレス」「詰める側の本音」「詰めない話し合い」など、派生の議論が多方向に
- 一方で、匿名の投稿者の容姿をからかうリプも出ており、「本人が特定できない相手への中傷は行き過ぎ」という指摘もある
匿名の1エントリーが、対人コミュニケーションの縮図として広く読まれ続けている。
