「イチョウの木はほとんど燃えない」豆知識が拡散 街路樹・神社に多い理由に「なるほど」の声
3行でわかる
Q. 何が拡散している?
「イチョウの木は水分が多くて立木の状態だとほとんど燃えない」「街路樹や神社仏閣に多く植えられてるのはそのため」という豆知識の投稿が、9/21にXで拡散し、124万表示を超えた。
Q. 本当に燃えにくいの?
実際に落ち葉を燃やした経験がある人からは「煙しか出ない」「本当に燃えない」という声が相次いでいる。関東大震災後に、後藤新平がイチョウを採用したという説も紹介されている。
Q. 街路樹ならではの事情も
街路樹にするイチョウは、実(銀杏)がならない雄株だけを選んで植えるのが基本とされ、まれに雌株が混じって銀杏の掃除が発生することもあるという。
「イチョウの木は水分が多くて立木の状態だとほとんど燃えない」という豆知識の投稿が、9/21にXで拡散した。街路樹や神社仏閣にイチョウが多く植えられている理由として紹介され、124万表示、3万いいねを超えている。
投稿は、フルーツの木を植えれば食べ放題になるのに、なぜイチョウを植えたのかという疑問の投稿への返信という形で広まった。「植えてるだけである程度の防火設備として機能する」という説明に、多くの反応が寄せられている。
イチョウの木は水分が多くて立木の状態だとほとんど燃えない。つまり植えてるだけである程度の防火設備として機能する。
街路樹や神社仏閣に多く植えられてるのはそのため。 https://t.co/4fzAxUnKIS
— すぽんちゅ (@Iwatekko6969) 2026年9月22日
神社には大体たくさんイチョウが植わっているのだ。なんで落ち葉がすごいのにイチョウが選ばれているのかというと、実はあの樹木、耐火効果が凄いのだ。
燃えにくい、というには神社にとってとっても大事な要素なのだ。葉っぱが地面にあれば延焼も防げるのだ。実は凄い木なのだ。— 神主になったアライさん (@araarafene) 2026年9月23日
「本当に燃えない」体験談、関東大震災後の逸話も
実際に落ち葉を燃やした経験がある人からは、「煙しか出ない」「ツバキなどはバチバチ燃えるのにイチョウは本当に燃えない」という体験談が相次いでいる。関東大震災の後、後藤新平がイチョウを街路樹に採用したという逸話も紹介されており、防災の観点から選ばれてきた木だとする見方が広がっている。
田舎で落ち葉掃除した後で燃やすのとかやったことある人ならわかると思うけど、イチョウの葉っぱ、マジで燃えないからな。煙しか出ねえ。
— 幣束 (@goshuinchou) 2026年9月23日
以前、都の職員をしている友人から聞いたのは「街路樹として植えるのは雄株のみという契約」「だもんで、ギンナンがなると、本来は業者が植え替えないといけない」だったな。
で、造園業をしてる友人は「イチョウは火事に強いってんで、好まれたんだよな」と言ってた。… https://t.co/4fx6DmkxYK— 安達裕章 (@adachi_hiro) 2026年9月22日
燃えにくいだけじゃない 害虫がつきにくい利点も
防火性以外にも、イチョウは葉を食べる害虫が少なく、薬剤散布の必要が少ないという指摘もある。延焼を食い止める役割や、東京都のシンボルマークになっている由来を紹介する声も出ている。
燃えにくいのは既に多くの指摘が入っているけど、イチョウは葉を食う害虫もいないし、落ち葉が乾燥して脆くなり踏まれて粉々になることもなく、害虫がいなければ薬剤散布の必要もない。
春夏、頭上から毛虫や尺取り虫が落ちてきてもいいという人は多くないと思うが…。 https://t.co/ezTiKC9OMb
— ひたたれん北緯35° (@Hitatarenne) 2026年9月22日
イチョウは燃えにくいので、災害などで大規模火災が起きても銀杏並木が食い止めてくれるんです。
— ゆ🐈⬛🐈⬛ぐ (@yuzgre1224) 2026年9月22日
そしてイチョウは、火事に対してデリケートな過密都市·東京の、都の木になり、シンボルマークにまでなっているという✨
— B.B.パラダイス (@bb_paradise) 2026年9月22日
街路樹は「雄株だけ」を選ぶ事情
街路樹にするイチョウの苗木は、実(銀杏)がならない雄株を選ぶのが基本とされる。ただ、まれに判別を誤って雌株が混じることもあり、銀杏が落ちると掃除が大変になるという。果物の木を植えなかった理由についても、剪定や収穫の手間、鳥害などの観点から街路樹には向かないという指摘が出ている。
街路樹にするイチョウの苗木は銀杏ができない雄株を選んでるけど、たまに間違って雌株が入る
銀杏落ちたら掃除大変だからね— 暇なひと (@ueZzWdgbwd80285) 2026年9月22日
イチョウの実は強烈なウ○コ臭がしますから、銀杏が実るメス株を街路樹に植えたら大変なことになります。
— 北長六功 (@kitanagarokukou) 2026年9月22日
道にリンゴとかミカン植えたとて誰が剪定やら摘果するねんって話になりますわな。
野鳥が食べて糞だらけ
樹形としても街路樹としての適性ないんちゃうかな。イチョウの防火性ってのも程度問題とはいえ、燃えやすい樹種よりは街路樹にいいのは間違いない。… https://t.co/P9O0luSuKN
— ぬるゆ《蕪》ホルツバウワー【正体は丸大根】 (@nuruhoru) 2026年9月22日
まとめ
- 「イチョウはほとんど燃えない」という豆知識の投稿が124万表示を超えて拡散
- 実際に燃やした経験を持つ人からも「本当に燃えない」という声が相次いだ
- 害虫がつきにくい利点や、東京都のシンボルになった経緯も紹介されている
- 街路樹には実がならない雄株が選ばれるが、まれに雌株が混じることもある
見慣れた街路樹にも、防災や管理のしやすさといった理由があった。紅葉の季節を前に、あらためて注目が集まっている。
