社会・くらし

「生活道路30キロ」で県警の説明がバラバラ、北海道警は「雪で中央線が隠れたら30キロ」→ひっそり撤回 「規制ないけど60は無理やろ」

炎上速報まとめ

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9月1日から、中央線のない一般道の法定速度が60キロから30キロに下がった。

ところが「中央線があればどの道も60キロのままか」をめぐって、県警ごとに説明が食い違っていたことが分かった。

週プレNEWSが10月13日に報じた。

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北海道警「雪で隠れたら30キロ」山口県警「線があれば全部60キロ」

記事によると、福岡県の博多臨港署はガイドラインで、対象になる例として農道・林道・港湾道路を挙げた。

北海道警は、中央線があっても雪で隠れた場合は30キロになると説明した。

山口県警は「他県と異なる場合がある」と断ったうえで、県内は中央線があれば全部60キロだと答えた。

これらの見解は、いまは事実上撤回されている。

参考:「生活道路30キロ制限」珍騒曲!!(週プレNEWS) / 生活道路の法定速度に気をつけて 雪が道路に積もった時は(北海道新聞)

原因は農道の「中央線もどき」

警察庁は、中央線や中央分離帯がない、主に住民が日常に使う比較的狭い道を「生活道路」と説明している。

想定しているのは主に幅5.5メートル未満の道で、一般道の7割にあたる約87万キロが該当する。

混乱のもとは、農道や林道に引かれた白線だ。

道路法の道路にある中央線は、管理者が引いて公安委員会が認めたもの。

一方、農道などの線は管理者が独自に引いた「中央線もどき」の場合がある。

一部の警察がこの区別で厳密に線を引いたため、見た目は同じ道でも30キロと60キロに分かれる説明になった。

各県警の見解は削除され、警察庁の資料へのリンクに差し替えられた。

撤回の理由は明らかにされていない。

参考:「生活道路」速度上限30キロに 9月施行(共同・秋田魁新報) / 生活道路の法定速度60→30キロに(共同・琉球新報) / 法定速度の改正について(福岡県)

「中央線有りの30キロ規制」農道には新しい標識も

ドライバーからは、中央線が引かれた道に30キロの標識が立っている写真が投稿されている。

新潟の農道では、30キロへの変更に合わせて40キロや50キロの標識が新しく立ったという報告もある。

「60は無理やろ」の道を機械は分からない

規制ができた理由を、自動運転と結びつけて考える人もいた。

人間なら雰囲気で速度を落とす道でも、標識がなければ機械は判断できない、という見方だ。

「煽られた」「義父が市に掛け合った」生活道路を使う側の声

一方で、狭い道の速度を下げること自体には歓迎の声もある。

抜け道として飛ばす車に悩んでいた住民の話や、30キロで走っていて後ろから煽られたという体験が出ている。

「30キロでしか得られない成分がある」

制限を楽しむ人もいれば、すでに速度違反で点数を引かれた人もいる。

同じ白線でも、道路法の線か「もどき」かで速度が倍違う。見分けがつくのは、線を引いた本人だけ。
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