AGC「9年指導して解雇」裁判、「あるべき論の高学歴社員」の見出しに「実際はもっと深刻」と判決紹介が拡散
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3行でわかる
Q. どんな裁判?
AGC(旧旭硝子)の総合職社員が、普通解雇は無効だとして会社を訴えた。
東京地裁は2025年8月に請求を退けた。
Q. 会社はどれくらい対応した?
判例紹介によると、配属の変更や面談指導などを約9年続けた。
そのうえで2021年8月に解雇した。
Q. なぜ今話題?
「あるべき論に固執する高学歴社員」という紹介が拡散。
これに「見出し以上に深刻」と具体的な経緯を補う投稿が97万表示になった。
9年の指導の末に解雇、東京地裁は請求を退けた
ガラス大手AGC(旧旭硝子)の解雇をめぐる裁判が、10月に入ってXで話題になっている。
労働新聞社の判例紹介によると、社員は2012年4月に総合職として入社した。
担当と関係ないことに固執して仕事が進まず、上司の助言も聞き入れなかったとされる。
配属変更・面談指導を9年、2021年に普通解雇
会社は約9年にわたって配属の変更や面談での指導、特別な支援体制をとった。
それでも改善しないとして、2021年8月に普通解雇した。
社員は解雇無効を求めて提訴したが、東京地裁は2025年8月21日、請求を退けた。
適格性を著しく欠き、改善の見込みは極めて乏しいと判断している。
高学歴若手女性社員。上司が作業を指示しても「なぜこのようなビジネスを行っているのか」とあるべき論に固執し、仕事が一向に進まない。9年間指導したが改善がみられないとして会社が解雇。女性は裁判を起こし「会社側の指導力不足だ」と主張したが、一審二審とも会社勝訴。だろうねw https://t.co/JguKnQpkHP pic.twitter.com/dLincRfEG5
— 荒川和久/独身研究家/コラムニスト (@wildriverpeace) 2026年10月2日
「見出し以上に深刻です」判例紹介が97万表示
最初に広まったのは「あるべき論で仕事が進まない」という紹介だった。
人事系アカウントがこれに、面談中の行動や同僚の無断撮影など具体的な経緯を補った。
この投稿によると、社員側は控訴している。
支援団体のブログでも、東京高裁で審理が続いていると書かれていた。
拡散した図解には「一・二審とも会社側勝訴」とあるが、二審判決の報道は10月4日時点で確認できなかった。
これ、AGC(旧旭硝子)の解雇事件です。判例紹介を読むと、見出し以上に深刻です。
— 裏人事ほんこん (@urahr_hongkong) 2026年10月3日
・面談でペットボトルで机を何度もたたく
・産業医面談を促した上司の腕をたたく
・同僚を無断撮影し、写真を上司へ送る
・注意されても不適切なメールを繰り返す
・同僚が怖がり、上司も指導をためらう状態に… https://t.co/25Dt9gMeGC
裁判の証言で明らかになった女性の問題行動
— 荒川和久/独身研究家/コラムニスト (@wildriverpeace) 2026年10月2日
彼女は会社貸与のスマホで同僚を無断撮影したり、悪口を書き連ねて第三者に送りつけたりしていた。上司との面談中にペットボトルで机をたたいて号泣し、職場で注意されると大声を上げて抗議する姿に周囲は恐怖心を抱いた。… https://t.co/l97PmInZ9K
「9年もよく我慢した」会社への同情
反応で多かったのは、9年という長さへの驚きだ。
聞けば聞くほど、なんでこんなモンスター9年も置いといたんだという感想にしかならない事案だ… https://t.co/9V48NXdyan
— キメ子@日々限界 (@hellkasumi) 2026年10月4日
9年間もよく我慢したな。 https://t.co/JQhT4VKpB1
— 🐶ぽち🐶@ITぶちょー💻 🇺🇦🐯 (@pochi1010) 2026年10月4日
米国式ロックアウト解雇は会社側がほぼ負けるけど、9年もサポートした末だとさすがに解雇有効なんだな。9年は長い。なんという生産性の低さ。 https://t.co/TYoIkUuUfO
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) 2026年10月4日
「社会のリソースの無駄」解雇ルールへの意見
日本で能力不足の解雇がどれだけ難しいかに、話が広がった。
こんなことで9年間指導するの社会のリソースの無駄なんで、もっと簡単に解決できるようにすべきよ。。 https://t.co/3tr64edtNf
— rionaoki (@rionaoki) 2026年10月2日
この女性社員が仮に新卒プロパーなら重大な判例が出来てしまいましたね…
— ハイキャリア就活〜予後改善サポート〜@27,28卒 (@shukatu_kansai) 2026年10月2日
新卒であっても無能を理由に解雇できるとなると、プロパーであっても無能が許されなくなる世界がいよいよ来るかもしれません https://t.co/KJ96FQRs1J
「大企業にもいる」体験談
AGCなのか。売上2兆、グループ従業員5万の押しも押されぬ超大企業だから、期待されて入ったからには経歴上は相当優秀だったろうに。氷山の一角でこれだけじゃないんやろな https://t.co/lQrqfm65SV
— 外資系サバ (@kyuruz69545945) 2026年10月4日
大企業の良いとこはヤバい人材が「少ない」ってとこなんだけど、やっぱ部署によってはヤベェのいるんだよね。 https://t.co/VMCpIqdHyw
— 株式会社川崎航空 (@kawasakiair7500) 2026年10月4日
自分の部下でも、仕事が全くできない上に、すぐキレて大声で泣き喚いたり、机や椅子を蹴ったり、どう採用プロセスを通り抜けたのか分からない総合職女性がいたが、どんな措置を講じても改善が見られず、他省庁に送ったことがある。解雇ができないから自主的に辞めない限りどこかに居続けるんだろうな… https://t.co/okuZ0HPj5I
— Ryo Takagi (@37quaidorsay) 2026年10月4日
「言われた通りやればいい」と「ソリが合うか」
会社員の働き方そのものに話を広げる人もいた。
以前から記載してる通り、サラリーマンは会社の歯車なんだから会社から言われた通りに仕事してれば良いんだよな。あるべき論とかほんとどうでも良いし、目の前にある仕事が回れば良いのよ。勿論コンプラ違反とかは正さないとダメだけど https://t.co/rkF9RnlSs2
— 東大卒の人生を考える会 (@nareit_sreit) 2026年10月2日
結局就活や解雇なんて経営者や株主から見た時の有能さではなく従業員ギルドとソリが合うか合わないかですからな… https://t.co/JyNgdxjwAG
— 絶望機械工 (@PozihameBaystar) 2026年10月4日
良いことだなと。不満なら自分で起業すれば良いだけだし。 https://t.co/cJkWFCxB2J
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) 2026年10月2日
原告は一般の社員で、判決は地裁の段階のもの。
この記事では判例紹介で確認できた範囲にとどめている。
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